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健康づくりは幸せづくり

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究極の涼を求めて、大自然の冷蔵庫へ

究極のエコクーラーでひんやりと

 夏のジリジリとした日射しに追われ、たどりついた富士山麓。ここは天然の洞穴の宝庫、灼熱の大地とは無縁の世界があるという。早速そのひとつ、富岳風穴へと足を踏み入れた。  洞穴の入り口に足を踏み入れた瞬間、体はひんやりとした冷気に包まれる。暗い歩道を進んでいくと次第に目が慣れ、深い洞窟の全容が浮かび上がってくる。天井からはポタポタとしずくがこぼれ落ち、水音が天井にこだまする。地上の気温は30度以上もあるのにもかかわらず、こちらの気温は0〜数度。まさに地底の別天地だ。
 氷柱のそそり立つ横穴を過ぎ、最奥部で氷の貯蔵庫と出会う。ここはかつて蚕の卵を保管していた場所。電気のなかった時代、この洞穴は貴重な自然のクーラーだったのだ。大自然の驚異に感心し、しばし外の世界の暑さを忘れた。
 次は鳴沢氷穴へ。こちらは神秘的な氷柱と氷室が特徴。いちばん奥深くには、底の見えない深い洞穴がどこまでも続いている。伝説では神奈川県の江ノ島まで続いているとか…。ただしこの鳴沢氷穴、一部天井が低い(91センチ)場所があり、縦穴のため階段が多い。足腰に自信がない人には少々厳しいのがつらいところだ。
 最後は究極の探検気分が味わえる西湖蝙蝠(コウモリ)穴。こちらは洞内の照明も最低限で、入洞時にヘルメットが支給されるなど、本格的なアドベンチャー気分が味わえるのが魅力。洞穴最奥ではコウモリたちが静かに冬眠している。しかし、こちらも一部がかなり狭いため、足腰に自信がない人は事前に相談されたい。
洞穴を出れば再び暑い夏。しかし古来から続く自然の涼に、少し元気が戻ったようだ。

みどころ
【天然の氷柱】

富岳風穴や鳴沢氷結で見られる天然の氷穴。冬の間に天井から落ちた水が凍り、見事な造形美を見せてくれる。江戸時代には幕府に献上されていたとか。※天候により8月以降は溶けて見られない場合もあり。

●アクセス:富士急行線河口湖駅からバス35〜50分
●入場料:富岳風穴280円、鳴沢氷穴280円、西湖蝙蝠穴300円
●問い合わせ:富岳風穴(電話:0555-85-2300)、鳴沢氷穴(電話:0555-85-2301)、西湖蝙蝠穴(電話:0555-82-3111)
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